湯布院に近いところで90過ぎまで一人暮らしで農業をしてたので
そちらに出かけた時は夫とともに立ち寄ったことが何度かあって
その度に農作業の手を休め
お漬物やお惣菜でもてなしてくれました
山のように大きく強く慈愛に満ちたおばあちゃん
会うだけでパワーをもらえました
享年97歳
棺に納められたおばあちゃんの綺麗な顔をながめてると
「亡くなった父と62年ぶりにあの世で再会するから
ちょっと若作りのお化粧にしたんよ
気づいてもらわんといけんけんな」と
T姉ちゃんが傍で言いました
そして子供家族が鹿児島でお世話になったね、ありがとうございました
なんていつになくかしこまって頭をさげるので
こちらこそ、思いがけず楽しい時間でしたと
かしこまってお辞儀しました
薄い桜色の口紅をひいてもらって
本当にあの世で再会してるのかもしれないなぁ。。。
今週末は夫の祖母の33回忌
翌日は父の命日
私の祖母は10月が命日だけど、病室の外には桜の花が咲いてたっけ
思い返すといつも桜が寄り添ってくれてました
「願はくは 花の下にて 春死なむ」
桜の季節に旅立ったこと、今は少し羨ましい気持ちです
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by malzo8
| 2021-04-07 10:00
| 大分
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