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2018年 08月 08日
ギフト

北欧旅行から帰って一ヶ月後の7月半ば夕暮れ
写真の本栖湖にいました
ストックホルム行きのシリアラインの朝食で出会った東京のご夫妻が、富士の麓にある別荘に招待してくれたのです
旅先でたった数時間一緒に過ごしただけの方、
羽田まで車で迎えにきてくれて、1ヶ月ぶりの再会
素敵すぎる別荘での2泊3日。。。
たくさんのアートと楽器
バーベキューをしたり、一緒にキッチンにたったり、ジャズの名曲がずっと流れてました。。。
山鳩がやってきてデッキの餌を啄んでました
一緒に温泉に入って、いきなり裸の付き合いね、って笑いあったり
お酒を飲みながら旅の話に花が咲き
夜は澄んだ空を眺めて、星の名前を習いました
鳥の鳴き声で目覚めた2日目。朝から富士五湖めぐり
連休の渋滞の中、出発から7時間。5つめの本栖湖での夕日
これでコンプリート!って奥さんがにっこり笑ったので、主人とヤッターと子供のように両手をあげました
人生はままならないことも多いけど、時々想像を越えたことがおこります
大きな優しさに出会う時に、こんな人が世の中にはいるんだって、勇気をもらえます
お二人の気持ちにただただ感謝
美しい自然と心に触れた夏休み、神様からのギフトでした
2018の北欧旅行はここにて完結
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by malzo8
| 2018-08-08 08:10
2018年 08月 07日
雨のヘルシンキ
最終日、とうとう雨に降られました
今までの海外旅行、ほとんど雨に降られたことがなかったのだけど、ね
出発までの数時間、最後のヘルシンキ観光
朝、ホテルを出る時は小雨模様、夫は準備してた山用の防水パーカーを嬉々として取り出す
私はもうパッキングを終えてたので、この雨は止むとみていつも通りの格好
旅先で迎える月曜日の朝が好きです
前日までのリラックスモードの休日と違った街の風景
足早に会社に向かう人たち、
そんな人達に混じって、美味しいと評判のシナモンロールのお店まで、トラムに乗って出かけます
カフェ スッケス
入り口には日本語、韓国語、中国語で「いらっしゃいませ」の表記がありました
1957年のオープン^^
大きなシナモンロールは一人じゃ食べきれないと思ったけど、美味しくて軽くてぺろっと食べ上げました
出勤前のサラリーマンが外のテーブルでサラダを食べてたら、グレーの塊が空からサラダめがけて一直線
大きなカモメでした
ヘルシンキのカモメって大きいですよね、、は、映画の中のみどりさんの言葉だったかしら。。。。
これが、噂の、かもめの襲撃。くくく💓
夫に「かもめ食堂」の話をしてると、ここからそう遠くない場所に実在の「かもめ食堂」がある事を思い出した
せっかくだからと、行ってみる事になったのだけど、途中で土砂降りにあう
しばらくビルの軒先で雨宿り、、、
初日のヘルシンキ、ストックホルム、タリンと天気に恵まれたことにつくづく感謝
最後まで全部晴天だったら、、それが当たり前みたいに感じて、こんな気持ちにはならなかった
いつまでたっても止まないので、数百メートル先の「かもめ食堂」まで走る!
濡れてるのになんだか、夫が上機嫌
察するに、雨がひどくなると見込んで雨合羽をもってきたことが正解だったから
ドヤ感すごい
着ていたカッパを脱いで私に着れという、、
なんだなんだこの感じ
どうだ、僕が正しかっただろう。。。顔に書いてある
渋々着たけど、ちょっと納得いかない
素直にありがとうって言えないなにか。。。(笑)
なにを張り合ってる。。。
映画でみた食堂は閉まってたけど、隣になにかあった
店にいた日本人の女の子と目が合うと、開店前ですけど、飲み物くらいだったら用意できますよ、と中に招きいれてくれた
雨に濡れて、ちょっと心細くなってたの、、その笑顔と優しさにほっとする
アトリエカモメといって、こちらはカフェになってるそうです
椅子の座面に畳が貼られてました
昨年、フィンランド人と結婚してこちらに住むようになったそうです。
一見、無愛想だけど、フィンランド人はとても優しいんですよ、とおっしゃってました
それはほんの少しの滞在だけど私達も感じました^^
雨がひどいので、ここでタクシーを呼んでもらおうと思ったのだけど、おしゃべりしてるうちに上がってました
ありがとう。さようなら。お店を後にします
雨、あがったね、と私
なにも言わない夫
。。。
出発まで特に予定はないので、トラムはやめて歩きましょ
そうそう、ヘルシンキもストックホルムも銅像の頭の上には決まって大きなかもめが鎮座してます
夫 あ〜あ。尊敬されてるのか、馬鹿にされてるのか。
カモメが大きいだけに。。。えらいことなってます
初日に長居して買い物したマリメッコshopにもう一度いってみようということになりました
am10時前
オープン前、ちょうどミーティング中
夫 はい、みなさん数日前にやってきたカモがまた外でまってますよ〜
カモメじゃありませんよ、カモですからね〜みなさんぬかりなく〜
私 ??? あっ私のこと ?
夫 そう。
金髪の可愛らしい女の子が、店の扉をあけて出迎えてくれました
ヘルシンキ語でおはようっていうと、ちょっとイントネーションが違うってなおしてくれました
そして
more fabric? って言って笑った時に気付きました
このチャーミングな笑顔
髪形が変わってたからわからなかったけど
初日に接客してくれた居残りマリメッコちゃんでした
覚えててくれたの ?っていうと、もちろんって肩をすくめました
可愛いっ。
夫もデレデレ。カモ2匹
この日の布売り場は日本人の女性が担当
いいです。いいです。カモでけっこう!
マリメッコの布、もう3メートルくださいな💓
ついでに実家の隣にある伐採されてしまった大きな銀杏の樹のこと聞いてもらいました
こんな感じで、やっと北欧旅行が終わります
でも、後日、この旅にはもう一つ不思議で素敵なおまけが。。。
意識してる訳じゃないのに、振り返ると旅先でいつも布ばかり買ってますね、、
布が好き。そして
「素敵な布と出会ったときは、思い切って買っておきなさい」
昨年亡くなった、光恵おばちゃんから子供の頃にもらった言葉が
ずっとどこかにあるのです
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by malzo8
| 2018-08-07 12:13
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